PDFの特長
- 業界標準に最も近い
アメリカではすでに文書管理や、ネットワークでの電子配信のデファクトスタンダードの座を確立しています。
- 高い圧縮効率
PDFでは画像を圧縮するためにLZW、JPEG、LZW、CCITTグループ4(TIFF-G4圧縮)、ZIP、Run
Length他複数の圧縮技術を複合させているために、DTPデータよりも非常に高圧縮できるためネットワークでのデータのやりとりに適している。
- OS環境に依存しない
PDFはOSの環境に依存することなく表示、レイアウトの再現をすることが出来るようになっている。まず、ビュワーソフトのAcrobat
Reader3.0日本語版は現在Macintosh、Windows95/NT版が用意され、今後それ以外のOS版がリリースされる予定である。そしてAcrobat
Readerは制作側と同じ書体がない場合、スタイルの近いフォントに置き換えて表示する。
- ハイパーリンクや、BookMarkなど、優れた編集機能
今まで、TIFF G4などの形式でファイリングされてきた図面データなどに比べ、PDFではハイパーリンクなどでページ間、ファイル間のリンクを張ることや、BookMarkと呼ばれるしおりをつけることが可能である。そのことにより、高度な検索機能を実現でき、ユーザの要望にかなったファイリングを提供できる。
- Quick Timeムービーに対応しており、簡便なオーサリング環境
PDFファイル中にQuick Time
ムービーを埋め込むことができるため、ハイパーリンクと組み合わせて簡単なマルチメディアオーサリングをすることができる。PDFの仕様上の限られた範囲でしか使用できないが、簡単なプレゼンテーションができる。(複雑な事は、出来ない。)
